コスモテックスは、既存データの再利用に特化した設計ツールとして、米国GTX社のラスターデータ編集アプリケーション
「GTXRaster CAD」、「GTXRaster CAD Plus」を販売しています。
紙図面のデジタル化作業に威力を発揮する高機能作図・ラスタ編集、
さらに高速・高変換率ラスタ・ベクタ一括変換機能で作業効率アップ
- GTXRaster CAD
- AutoCAD®上で動作するラスタ編集ツール
- GTXRaster CAD Plus
- ラスタ編集/ラスタ・ベクタ一括変換ツール
プロダクトレベル | 機 能 | ||||
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ラスタクリーンアップ | ラスタ編集 | ラスタに変換 | ベクタに変換 | ベクタクリーンアップ | |
GTXRasterCAD | ● | ● | ● | ― | ― |
GTXRasterCAD PLUS | ● | ● | ● | ● | ● |
GTXRasterCADは、スキャナーで取り込まれた手書き図面をAutoCAD®上で作図・編集できるツールです。GTXRasterCADはI.O.P (人工知能)により、線分・円・円弧等をオブジェクトとして認識できるため、重なり合うラスタ部分にも影響を与えることなく編集できます。これまで、扱いにくいと思われていたラスタデータもGTXRasterCADを使用することにより、作業の効率化がはかれます。 AutoCAD®に準じたコマンド体系ですからAutoCAD®をご使用されている方なら違和感なく容易に操作可能です。
また、GTXRasterCAD Plusは高機能ラスタ編集に加えて高速・高変換率のラスタ・ベクタ一括変換機能を持つソフトです。パラメータ設定により、高精度なベクタライズ、文字認識(英数字のみ)、等高線認識が可能であり、各分野に合ったベクタデータが得られます。変換したベクタデータはDWGファイルのためAutoCAD®で編集作図できます。
PDFに対応!
- PDFアタッチコマンド (GTXRasterCAD & GTXRasterCAD Plus)
PDFファイルからイメージデータを抽出し、アタッチします。
※ 32Bit システムのみで使用可能です。 - PDFイメージ抽出コマンド (GTXRasterCAD & GTXRasterCAD Plus)
PDFファイルからイメージデータを抽出し、TIFファイルへ出力します。 - PDFファイル保存コマンド (GTXRasterCAD & GTXRasterCAD Plus)
画面上のラスタイメージをPDFファイルへ保存します。
豊富なラスタ編集機能
GTXRasterCADシリーズでは、自動傾き補正、ラスタレイヤ、ポリライン変換、アウトラインベクタ変換、一括ラスタ変換、ラスタ線分、ラスタオフセットなど、ラスタ編集の強力なコマンド群を用意しています。これらのコマンドは、AutoCAD®の基本コマンドに準拠しているため、ラスタデータの編集はもちろん、ラスタ・ベクタが混在する図面の編集や、ベクタデータの編集も同時に行うことが出来ます。
- ラスタクリーンアップ機能
自動ゴミ取り(斑点データ)除去、角度自動補正、斑点除去 など - ラスタ編集機能
ラスタ線分、円、円弧、切り取り、複写、消去、移動、鏡像、オフセット複写、配列複写など - インテリジェント・オブジェクトピック(IOP)
小さな点の集合体であるラスタデータをベクタ要素のように選択。
ラスタ・ベクタ変換機能とテキスト変換機能
一括ラスタ・ベクタ変換機能により操作時間を大幅に短縮が可能です。線幅の認識オプションや精密な交点、水平線、垂直線を完全に描くための整列オプションも掲載しています。 このため、ラスタ・ベクタ変換をしても円や線の交点が切れることはなく、極めて変換効率が高く、高品質の変換を実現します。
高精度なベクタライズ機能により、文字認識・等高線認識を加え、より精密なベクタデータを得ることができます。
- ラスタ変換機能
ベクタ要素の図形を、線幅を持つラスタデータに変換。または、全てのベクタ図形をラスタに一括で変換。 - ベクタ変換機能
指定したラスタデータをベクタデータに変換。(GTXRasterCAD Plus のみの機能) - テキスト変換機能
選択したラスタ文字をベクタ文字に変換。(GTXRasterCAD Plus のみの機能、英数字のみ対応)
主な機能一覧
- 主な機能一覧を見る
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コマンド GTXRasterCAD GTXRasterCAD Plus GTXイメージ gATTACH クイックアタッチ ● ● gCREATE ラスタ開始 ● ● gSAVE ラスタファイル保存 ● ● gINFO ラスタ情報 ● ● gDETACH デタッチ ● ● gPDFATTACH PDFアタッチ(32Bit版のみ) ● ● gPDFEXTRACT PDFイメージ抽出 ● ● gPDFSAVE PDFファイル保存 ● ● エンハンス gACLEAN 自動ゴミ取り ● ● gCROP ラスタ切出 ● ● gDESKEW ラスタ角度補正 ● ● gADESKEW ラスタ角度自動補正 ● ● gINVERT ラスタ反転 ● ● gCLEANIOP ラスタゴミ選択 ● ● gREFLCT ラスタ反射 ● ● gRESIZE ラスタ領域 ● ● gSMOOTH ラスタスムージング ● ● gSPECKL ラスタ斑点除去 ● ● gTURN ラスタ向き ● ● gWARP ワーピング ● ● ラスタ編集 gTEXT ラスタテキスト ● ● gCTEXT ラスタテキスト変更 ● ● gLINE ラスタ線分 ● ● gLINE2 ラスタ複数線分 ● ● gRECTANGLE ラスタ短形 ● ● gROTRECTANG ラスタ傾き短形 ● ● gARK ラスタ円弧 ● ● gCIRCLE ラスタ円 ● ● gARRAY ラスタ配列 ● ● gCHANGE ラスタ変更 ● ● gCARC ラスタ円弧変更 ● ● gCCIRCLE ラスタ円変更 ● ● gCCIRCLE2P ラスタ2点円変更 ● ● gCLINE ラスタ線分変更 ● ● gCOPY ラスタ複写 ● ● gMCOPY ラスタ多点複写 ● ● gCUT ラスタ切取 ● ● gERASE ラスタ削除 ● ● gSLICE ラスタ分割 ● ● gMIRROR ラスタ鏡像 ● ● gMOVE ラスタ移動 ● ● gOFFSET ラスタオフセット ● ● gPASTE ラスタ貼付 ● ● gROTATE ラスタ回転 ● ● gRUB ラスタ消去 ● ● gSCALE ラスタ尺度変更 ● ● gCOORDS ラスタサイズ調整 ● ● gOSNAP ラスタ・オブジェクトスナップ ● ● gAUTOSNAP ラスタ自動スナップ ● ● 変 換 gCONVERT ベクタ変換 × ● gECONVERT アウトラインベクタ変換 × ● gRASTER ラスタ変換 ● ● gBURN 一括ラスタ変換 ● ● gEDGE ラスタエッジ ● ● gTCONFIG テキスト変換環境設定 × ● gTCONVERT テキスト変換 × ● gTRACE ラスタトレース ● ● gVECTOR 要素ベクタ変換 ● ● gREDUCE 減色 ● ● gSEPARATE カラー振り分け ● ● gBITONAL モノクロ変換 ● ● gHYBRIDMODE ハイブリッドモード ● ● gHTEXT ハイブリッドテキスト編集 ● ● gOSR ベクタ変換バッチ処理 ●※1 ● GTXベクタクリーン gVSKEW 線分傾き補正 × ● gRELIMIT トリム/延長 × ● gJOIN 結合 × ● gCONCEN 同心円 × ● gCALIKE 相似円 × ● gCELEV 等高線高さ × ● gRAHEAD 矢印削除 × ● RSTRANS ファイル変換ツール ● ● ※1はオプションになります。
ラスタ・オブジェクトスナップ機能
割り込みモード用ラスタスナップを使用して、ラスタオブジェクト上に点を取得することが可能です。AutoCAD®のオブジェクトスナップに類似していますが、GTXRasterCADシリーズ製品独自の機能です。
- ラスタ・オブジェクトスナップ機能を見る
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アイコン スナップ点 機 能 終 点 ラスタ要素の端点 中 心 2点のラスタポイントで定義した円又は円弧の中心 交 点 複数のラスタ要素の交点 中 点 2点のラスタポイントで定義した線分の中点 近接点 最も近いラスタオブジェクトの中心線 端 点 最も近いラスタオブジェクトの端点(エッジ、淵) 円弧中点 端点および円周上の点で定義したラスタ円弧の中点 Raster AutoSnap ON [ラスタオートスナップ] コマンドをONに設定します。 Raster AutoSnap OFF [ラスタオートスナップ] コマンドをOFFに設定します。
主な対応フォーマット
- 主な対応フォーマットを見る
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ラスタファイル名 拡張子 入力 出力 Boeig Bedmics B4 ● ● GTX Uncompressed Runlength rnl ● ● CCITT G3-GTX Header g3 ● ● CCITT G4-GTX Header g4 ● ● Cimage Corp. dsi ● JEDMICS Tiled G4 c4 ● ● GraphTEC RLC rlc ● PC Paint format pcx ● Image Systems Runlength rlc ● ● TIFF tif ● ● Cals G4- (MIL-STD-28002AType I) 28002Type II はサポートしていません。
cg4 ● ● Optigraphics TIFF opt ● ● BMP
(書込みの場合Uncompressed )bmp / rle / dib ● ● Autodesk animation (FLIC) flc / fli ● ● JFIF JPEG jpg ● ● Portable Network graphics Png ● ● PC Paintbrush pcx ● ● TrueVisionTarga tga ● ● Fuji / Xerox MMR mmr ● ● Intergraph cit ● ●
ライセンス管理
GTXRasterCAD Seriesのライセンスは、ソフトウェアによる管理となり、使用するコンピュータ上によるアクティベート手続きを行っていただきます。アクティベート手続きを行ったコンピュータ上でのみ、GTXRasterCAD Seriesのすべての機能を利用できます。(1ライセンス=1台)
※ ライセンス認証が終了するまでは、GTXRasterCAD Seriesを起動させると、デモ版となり扱えるデータサイズに制限がかかります。
※GTXRasterCAD Seriesは、AutoCAD®上で動作するアプリケーションソフトです。弊社では、お客様がご使用になるAutoCAD®のライセンス形態に応じて、販売するGTXRasterCAD Seriesのライセンス形態を変更する予定です。
動作環境
- 必須環境
- AutoCAD® が動作する環境
- 対応OS
- Windows7®(32 & 64Bit)
Windows8®(32 & 64Bit)
Windows10®(64Bit)
- 最大イメージ・サイズ
- 32,000×32,000pix (650dpi時A0サイズ)
※掲載の製品のデザイン、仕様および価格は、改良のため予告なく変更することがあります。
※「Windows」はMicrosoft社の登録商標です。その他の製品名についても各社の登録商標です。
※ GTX RasterCAD® は、米国GTX社の登録商標です。